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大学に眠る研究成果「発掘」チーム設置へ 医・薬学系
2006年08月20日13時59分
 大学に眠る医学・薬学系の研究成果を発掘し、新たな治療法開発につなげよう――。文部科学省は来年度、成果を探し出す「目利き」や実用化に向けた計画の立案にあたる人材など約10人からなる専門チームを、5~10の大学に置く方針を決めた。基礎研究が重視され、臨床応用の軽視が目立つ大学の意識改革を図る狙いもある。

 日本の医療分野では基礎研究で論文を書くことが評価され、治療などに役立ちそうな成果が出ても、実用化に至らない例が少なくない。日本は基礎研究で欧米と競り合いながら、実用化に向けた取り組みでは後れを取っている。

 文科省が置く専門チームは、実用化のための支援機関と位置づけられ、知的財産の管理や、薬事行政に沿った研究計画立案、統計分析などに詳しい人たちを集める。製薬企業で開発に従事したり、新薬の承認審査に携わったりした人、弁理士らを想定している。こうした専門家の下で経験を積む人材を、国内外から招くことも考えている。

 チームを置く大学は公募する。チームはその大学だけでなく、周辺にある他大学の研究成果についても支援する。

 研究成果を広く患者の治療に結びつけるまでには、特許申請や、他の特許を侵害していないかの調査などが欠かせない。さらに進んだ段階では、少数患者で効果や安全性を確かめる臨床試験の設計や管理が必要になる。

 だが、日本の大学では「こうした仕事は学術優先の中であまり評価されない」(文科省)ため、専門家が育ちにくい。米国の大学や研究所は成果の実用化に積極的で、医薬品を認可する米食品医薬品局への申請の半分強は、大学などの主導だという。

asahi.comより

 日本の大学ってそうだもんねぇ。
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