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団塊の世代の夢にしては大きすぎる。浅草六区の裏社会を舞台にした映画『ゆめまち観音』(80分)を製作・監督したのだが、製作に9カ月かけ、製作費も1億2000万円と通常の自費製作映画の規模を超えた。

 “ジオラニマ”と命名した模型(ジオラマ)とアニメショーンを合わせた新映像技術がミソ。そのハイテクを使って誘うのは未来ではなく、関東大震災で崩れた東洋一の塔、凌雲閣(りょううんかく)を再現し、戦争未亡人の雑誌記者を主人公にした大正・昭和の女性たちの悲哀の世界だ。ただし、俳優は出演せず、演じるのは人形。

 「模型と人形を使った映画はあるけど、人形を一切動かさず、光や遠近法による特撮と声優やBGMなどさまざまな仕掛けで展開する映画は世界で初めてでしょう。映像製作は円谷プロダクションなど一流の人たちが参加しました」と技術と創造力を駆使したことを強調する。

 確かに紙粘土でつくられた素朴な人形も、光の陰影や顔のアップの効果で生きているように見え、そこに音楽効果が加わることで、アニメとは異なるイメージを与えてくれる-。

 試写の印象を告げると、「ねっ、そうでしょう。子どものころ、8~12枚程度の紙芝居でも、おじさんのしゃべりと太鼓で、僕たちはどれだけ想像力をかきたてられたことか」。


 監督本人が浅草在住、声優たちも浅草の芸人、撮影スタジオも浅草に用意するなど“浅草ずくめ”の映画のテーマは、人へのやさしさだ。

 国内での一般公開より先に、5月のカンヌ国際映画祭への出品を狙う。「日本からおもしろい映画がまた出てきた、と思われたい」といまは出品準備に追われている。  (押田雅治)

    ◇

 【くどう・ゆうじ】昭和22年4月、北海道ニセコ町出身。日本大学理工学部在学中からカメラマンや映画監督の助手などを経て卒業後、ゲーム会社でCM映画の製作などで活躍。退職後、「江戸ネット」(http://www.edo.net/yume/)で浅草情報を発信している。

産経ニュース

ジオラマ作る仕事したいなぁ
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